森永卓郎の庶民株! シンプルに 楽しみながら スロー投資



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今、この本を読みながら「株」が単なる儲けるためのツールになっている現状がおかしくなってきていると共感した。
儲けようとするのではなく、その企業に共感して株を購入して応援する。その結果、株主優待で生活を少しだけ潤わしてもらう。それが本来の正しい姿で、株主も自分の勤める会社で汗水たらして働いて得た収入で生活するべきでしょう。この本を読めば「会社は株主のためにある」なんて考えで犯罪に手を染めることはなかったでしょう、MFのMさん。
都合主義的内容ということではないですが

本書の原稿は2005.10末に書かれたそうである。デフレ脱却から株価上昇という基本認識は2006.4時点では正しい。全体として初心者向けの入門書的内容である。売買手数料や投資信託のコストなどについての指摘は同感だか、株主優待にこだわりすぎているように見える点、デイトレードや信用取引に否定的な点など疑問点もある。デイトレも売買手数料がこれだけ下がればトータルで利益が出せる可能性は高まっているし、信用取引もリスクヘッジ的に使う方法もある。まあ、著者自身の投資手法に沿った内容なのだろうが、全体として深い内容になっているとは言い難い。ただ、そんなにひどい内容とかご都合主義的内容ということではないですが。

時代と経済の変化と共に

著者の以前の著書や雑誌で読んだ文章の中で
「デフレの時は預金や貯金をしているだけで、
例え金利がつかなくても物価が下落しているのでお金の価値は下がらない」
というようなことが書いてあり、納得したのを記憶しています。

今回の『庶民株』の方では、(異常事態である)デフレが収束に向かい、
経済が回復基調にあることを中心に話を進めています。
「インフレに向かうと預金や貯蓄は目減りする」
という当然といえば当然の状況に対し
(当然だけれど実感としてはなかなか感じられない現実)、
どう対処すればいいかが具体的にわかりやすく書いてあります。
知っていて行動するかしないかで、将来が違って来るかも・・・
と思わずにはいられませんでした。

もちろん、森永さんらしく
「リスクを負ってでも投資しろ!」という過激さはありません。
「株で大もうけ!」といったニュアンスの本とは違ったものに仕上がっています。
庶民の株

この本を読むことで大きな儲けができるわけではありません。
ですが、小さく設けることはできます。
これからの庶民のお金の増やし方の参考になります。
他にも株に関する本を読みましたが、この本はとてもシンプルに書かれていて読みやすいと思います。
株で儲けられない人にもためになる

私自身、近頃流行のデイトレードを始めたのですが、ハウツー本に書かれているようにはなかなか儲からず、むしろ損をしております。周囲でデイトレードをしている人たちに聞いても、実際に儲けを出してるのは10人に1人か2人。現実はそんなところだろうと思っているときにこの本を読みました。読後、株取引に大切な本質を再認識でき、もう一度自分の運用について考え直すきっかけとなりました。株初心者にも良い本ですが、私のように始めたけれどなかなかうまくいかない人にもお勧めかと思います。




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