カタカナ職業読本
知財コンサルタントやコンテンツプロドゥーサーなど、最近話題(になりつつある)のカタカナ職種が、各漫画2ページ・コラム2ページの計4ページずつ、24種類紹介されています。
面白おかしくてためになりますが、多少、その職業のある一面だけが強調されすぎている感はあります。日本では根付かないんじゃないかなーと思う職種もちらほら見られます。その辺りは、職業選択の参考にするのでなく、楽しんで読み物として読むとよいと思います。
かなり怪しげな本
カタカナ言葉の乱用で人を煙に巻いている感じの強い怪しげな本です。マンガによる説明は画期的で楽しいですが、マンガをなくしカタカナ語を減らして平易な文章でまとめた方がきっとわかりやすかったでしょう。紹介されている職業は、高度な知識と経験が必要な物ばかりで、努力してもそう簡単につけるような物ではありません。ある分野で頭角を表した人がたまたま名乗れるような職業ばかりです。つまり、医者や弁護士よりも難易度が高いか、なったとしても収入が0になりそうな職業ばかり。 未来社会の勉強、という意味ではある程度役に立つ本ですが、将来の職業を考えている若者や転職を考えている人にはほとんど役に立たない本です。
実に濃い本
本書は最新の資料データとその分析をさらに漫画でビジュアル化した特異な本である。ここで取り扱われた一業界に携わっている者として、漫画において業界縮図が”マンダラ”のように書き込まれているので思わずニヤリとしてしまった。前著から著者は金融系・人事系を専門とすると認識していたが、ここではギャグ漫画という新たな媒体で文章に落としがたい(落とせない?かつ重要な)情報の封じ込めに成功している。よほど、丹念にリサーチやinterviewをしたのではないかと推察される。 それにしても冷静な分析と漫画とが相まって業界のエッセンスをついているの で、先端業界に関わっている者や情報を得たいと思っている者にとって単なる業界紹介では得られない「付加知」がいっぱいだ。また業界毎のつながりについても触れられており(「ホォー」と思える着眼)、単なる思いつきによる業界・分野選択でないことが窺える。 漫画というカテゴリと思いきや、実に読ませる「濃い」本である。この本は読み解きの楽しさもずしりと詰まっている。 欲をいうとここまでやるのであれば全編漫画はカラーページで行って貰いたかったのだが。。。
カタカナ商売は素敵!?
カタカナ名の仕事が若者に任期である。いわく、コンテンツプロデューサー、アートディレクター、リスクマネージメントコンサルタント、エコノミスト、アクチュアリー、などなど、 この本は、こうした華やかな「先端的なカタカナ商売」の本音と建前とを卓越なエッセーと、おどろくなかれ、著者自身が書いた細かなイラストを多数交えて、懇切丁寧に説明している。良くある就職紹介本の類でないことに注意あれ、こうしたカタカナ商売がなぜ世の中で注目されてきたのか?その意義は何なのか? 現状はどうなっているのかと言った点が統計を交えて説明がなされているが、その裏でそれぞれのカタカナ職業の問題点、業界や業界団体の???などもよく説明している。 それぞれの職業の説明にあたっては丹念なインタビューや数値統計の裏づけを踏んで書かれていることも評価に値する。 文章のみならず、イラストを詳細に見る事が大事。ちょっとしたところに、文章では諸般の事情でたぶん説明できなかったであろうことが絵にかかれている。きっと、丁重にみていけば、絵解きを楽しめるでしょう。すでにこうした職業にいる人も「!うんうん」とうなづけるところがあるとおもう。
実に濃い本
本書は最新の資料データとその分析をさらに漫画でビジュアル化した特異な本である。ここで取り扱われた一業界に携わっている者として、漫画において業界縮図が”マンダラ”のように書き込まれているので思わずニヤリとしてしまった。前著から著者は金融系・人事系を専門とすると認識していたが、ここではギャグ漫画という新たな媒体で文章に落としがたい(落とせない?かつ重要な)情報の封じ込めに成功している。よほど、丹念にリサーチやinterviewをしたのではないかと推察される。 それにしても冷静な分析と漫画とが相まって業界のエッセンスをついているの で、先端業界に関わっている者や情報を得たいと思っている者にとって単なる業界紹介では得られない「付加知」がいっぱいだ。また業界毎のつながりについても触れられており(「ホォー」と思える着眼)、単なる思いつきによる業界・分野選択でないことが窺える。 漫画というカテゴリと思いきや、実に読ませる「濃い」本である。この本は読み解きの楽しさもずしりと詰まっている。 欲をいうとここまでやるのであれば全編漫画はカラーページで行って貰いたかったのだが。。。
幻冬舎
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