本のタイトルを真剣に読んで、涙がこぼれました
本のタイトルを真剣に読んで、本当に、ホロリと涙がこぼれました。
あなたは、この本のタイトルを真剣に、真剣に読んで、
涙がこぼれませんか?
自分の人生を、考え直すきっかけになる本です。
「いまのまま、30年たって、人生、後悔しないか???」
「あなたは、本当に、今のままで、30年後、後悔しないですか?」
そんなリアルなあせりの感覚を、自分の中に、残してくれました。
『なりたい自分になる』というのは『夢』という言葉では淡く甘すぎる。
1行1行に戦慄しました。「よくぞ世に問うてくれた」と言える秀著です。 本書は「「何とか人生を変えたい」、「このままでは生まれてきた甲斐がない」、「今の仕事を辞め、新しい世界に飛ぼうか、飛ぶまいか」と悩んでいる男女に贈るリポート(P. 7)」です。内館女史は三菱重工業に13年半在籍中、脚本家養成学校の夜学に通い、「ひらり」や「私の青い空」の脚本家となった方です。会社員時代「どうにかして、ここを抜け出さなければならない」という強烈な危機感を抱き続けた経験のある内館女史の言葉と彼女がリポートせずにはいられなかった夢に向かって飛ぶか否かを悩む人々の言葉は衝撃的です。私自身も就職後、専攻を変えて大学院(博士課程後期)に編入学した経験があり、人事とは思えずに一気に読み切りました。 本書の核心は「夢という言葉では淡すぎる(P. 70)」に尽きると思います。これはプロボクシング・帝拳ジムのマネージャー・長野ハル女史の言葉ですが、いずれの道でも簡単に夢を実現できるほど甘いものではありません。それが分かっていても飛び込みたい。その際に、万難を引き受けて飛び込ませる要因、あるいは引き留まらせる要因は何か。本書は必ずしも明確な回答を示していませんが、実際に苦悩していずれかの道を決断した登場人物の言葉からは必ず何かしらの示唆を得られます。 本文中でも触れられていますが、「飛び出して失敗した人」と「飛び出さずに失敗した人」は光の当たる場所に現れません。それを踏まえつつ、成功者の成功要因、それも自己の客観的把握や「飛ぶ」決断までの輝かしくない悩みの過程を真摯に取材した著者には脱帽です。特に高校生以上、44歳以下で「夢」がある方は必読です。ぜひ、手元において頂きたい秀著です。
夢を叶える重み
自分の進路に迷っているときに、こちらの本を読みました。 「飛ぶ」のも「飛ばない」のも自分しだいですね。 (当たり前のことですが) しかし、飛ばなかったことへの「後悔」これって、後々まで残ってしまうんじゃないかなと思いました。 著者自身も色々と悩んで飛ばれた方なので、彼女の思いも伝わってきてよかったです。 内館牧子さんの「切ない〜」シリーズにご本人の体験が詳しく載っています。こちらが面白かった方は、そちらもきっと興味深く読めると思います。
保存版
30歳がちょうど見えてきた頃、自分の人生について考えることが多くなり、 仕事でも行き詰まっていて、いろいろ揺れていた時期にこの本に出会いました。たくさん「揺れて」きた著者の体温が伝わってくるような本だと思います。紹介されている方々の生き方や詩もとても心に残りました。ハードカバーの本はかさばるのですぐ売ってしまうことが多いのですが、これはとっておこうと思います。
飛ぶことへの憧れと、飛ばないことの重み
誰しもが持っている「現状からの脱却」への思い。「このままではいけない」と思いつつも、出口があるのか分からない暗いトンネルに入っていくより、現状を維持することを選択する人が圧倒的に多いだろう。この著書では、「現状からの脱却」を「成功」させた人間と「積極的な現状維持」を選んだ人間に対するインタビューと著者本人の経験、また独自のアンケート調査の結果などを交えながら、「夢を叶える」ことについて多くの人々が持っている気持ちー憧れ、失望、もがき、実現のためのエネルギー等ー について本音を語っている。 多くの人が「現状から飛ぶこと」への憧れを少なからず持っているだろう。それと同時に、飛ばずに「現状を維持する」ことを選ぶ重みも知っておく必要がある。「現状維持」と言っても、この本で書かれているように、自分の道を見極めた結果、「積極的に」現状維持を選んだ人もいるだろう。しかし、このようなスポットライトにあたることなく、自分の道を見極めることすら困難な人たちが選んだ「現状維持」の重みも忘れてはならないだろう。 人によりけりだろうが、この著作は、客観的に本を読める状態でないと、シビアな部分もあるような印象を少なからず受けた。気分的に落ち込んでいるときに読んで、この著書をバネとできるか、ますます落ち込ませる鍵となってしまうかは千差!万別だろうが、感情移入が激しい人には少し時間が経ってから読むことをお勧めします。
幻冬舎
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